筋道について考える。それを言語化し、表現することから、論理的思考が始まり、そこから判断力や自己決定力が養われていく。答えは一 つではない。これによって、人と考え方が違うということを知る。自分の意思を確認することで、主体的に考え行動することを始められ る。
「ビミョー、別に」という表現や、疑問を止めると思考を放棄することになる。思考を失うということは、意思を伝えられなくなる。
自分自身の思考を言語化することで、現実世界を認識する。自分がどのように思考しているかを意識することは、お互いの世界を共有する ためにも必要なステップである。
自分の意思、したいことを伝える、例えば「喉が渇いた」と言ってきたことに対して
日本人の察して、先に行動する対応は、ホスピタリティ、おもてなし、文化としては効果があるが、思考を拡大し、コミュニケーション能力の向上のためには、意思の確認、対話が必要である。
言語の誕生は自然発生的ではないと私は思っています。ヒトになりかけている猿人たちがいて、彼らがある種の行程を経るなかで、言語 というものが生まれてきたのでしょう。たぶん「もっとコミュニケーションをしたい」という意図があって誕生したものではないかと。動 物同士は常に非言語的な形でコミュニケーションをし合っています。それに対して、ヒト、人類にはもっとコミュニケーションしたい、よ り正確にコミュニケーションをしたいという意図があった。単に「あ、あ」と声を発して、ある方向を指すだけでは満足できなかったとい うことです。どのくらい影響があったのかは、まだ研究者たちにも分かってはいませんが、私は「意図の力」が言語の発生にかなり影響し ているのではないかと考えています。
冷静に、自分の意見を伝えるための練習です。
例えば、「白いカラス」がいると信じている人に対して、どう反論するのでしょうか。また、自分の意見に対して、批判をうけたらどうするのでしょうか。
感情的にならずに、冷静に意見を述べるための練習です。
絵について、(全体でも、一部分でも)、質問をして、一般的な答えを特定する。
参考:チャンキング
例:
絵A
この絵は何ですか?、という質問に対して、「博物館の絵です」と答えに対して、相手に反論させるような、質問を返す、
例えば、 「植物園じゃないの?」
反論に対して、自分の判断の基準を明らかにする。反論に比較して、違いを明らかにする。
過去の体験、相手の定義付けに対する、自分の定義付けの説明、自分の定義付けに対する説明を、合わせて3つ考える。
反論を考えることの効果は、カテゴリー分けの練習と、反論に対する判断力を練習する。
これは( )ですか?
どうして、そうだと分かりますか? /どうしてそうだと知っているのか?
質問の内容
絵の全体に対して、
絵の一部に対して
見えない部分に対して
子供のようになると聞きやすい。
※北原君(鈴鹿国際大学2011年度後期)博物館の外、絵の外、見えないものについて質問した。
演繹法
自明の理から始まる。
帰納法
多くの観察事項からパターン化して結論を出す