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感覚システム
右利きと左利きがあるように、五感にも傾向があります。五感によって知覚された 経験はイメージやフィーリングや言語によって記憶さ
れます。
言葉は思考過程の結果です。思考過程は現在の知覚の結果です。現在の知覚は、過去又は現在の経験の結果、経験について、内的または外
的知覚の結果です。思考と組み合わさった知覚がコミュニケーションを確定します。
私達は、自分が優先している感覚によって、言葉を選択します。また情報を収集する際にも、好んで使う知覚を優先させる傾向がありま
す。
Art
Cheak
・もし、あなたが車を購入することになったら、車の何を基準に選択するでしょうか。
・もし、あなたが旅行をすることになったとしたら、旅行先で何を楽しみたいでしょうか。
・あなたが、プレゼントをするときには、何にこだわるでしょうか。
・あなたが、小学校を思い出すとき、何から思い出すでしょうか。
・スイカの特徴を2つ挙げてください。
叙述語:情報を処理する優先言語
・視覚(Visual)
「話が見えてきました」「視野を広げると」
見る、輝く、反射する、明らかにする、焦点を合わす、見通す、幻覚、図示する、示す、かすんだ、暗い、明るい、目に浮かぶ、注目す
る、
*視覚優位言語を多用した例文(.html)
・聴覚(Auditory)
「話が聞こえてきました」「よく聞く話ですね」
言う、聞く、共鳴する、数える、響く、騒ぐ、怒鳴る、沈黙、告げる、のどを鳴らす、口ずさむ、耳を傾ける、こだまする、調和する、
*聴覚優位言語を多用した例文(.html)
・体覚(Kinesthetic)
「話がつかめてきました」「そのことに触れると」
触る、感じる、歩く、把握する、抱きしめる、プレッシャー、圧力、手応え、軽い、削る、つるつるした、ぞくぞくする、ひねる、浮く、
沈む、
*体覚聴覚優位言語を多用した例文1(.html)
*体覚聴覚優位言語を多用した例文
2(.jpg)
これらは日本語にも慣用句としてあります。
*がんばれ中学受験生!>体の慣用句(外部リンク)
*故事ことわざ辞典>人体・部位(外部リンク)
・中立(Unspecofied)
「分かりました」「理解を進めると」(数字、時間)
意味、能力、動機、探索、開発、理解、実現、挑戦、統合する、進化、変化、管理、
組織、計画、達成、決める、覚える、認める、変える、
*中立優位言語を多用した例文(.html)
しばしば、英語を日本語に翻訳するとき、わざわざ中立(U)語にすることがあります。
・I see(見える)=わかる
・I understand(腑に落ちる)=理解する
・long time no see(長い間見ていない)=久しぶり
・catch a cold(寒さを捕まえた)=風邪をひく
・let me see(私を見ましょう)=考えましょう
・bad taste(味が悪い)=悪趣味
オノマトペ(擬声語)
日本語は音節(音の固まり)が少ないため、擬声語が発達しました。オノマトペも、経験を感覚的に表す表現です。
*Wikipedia>擬声語(外部リンク)
Work
優先感覚の特定
*資料(.html)
中立言語からの翻訳
U:理解する→V:明らかになる/A:響く/K:腑に落ちる
U:表現する→V:見せる/A:伝える/K:感じてもらう
*ワークシート(.pdf)
感覚言語からの翻訳
この先真っ暗:V
↓
V:この先が良く見えない、霧が電気が消えたよう、
A:この先が聴こえない、雑音だらけ、
K:この先がつかめない、先に進めない、
私の話を聞かない:A
↓
A:私にしゃべらない、全く静かだ
V:私を見ない、私を無視する、
K:私を感じていない、私の存在を受け取っていない、
*茶摘み唄(.pdf)
道案内
目印、耳印、手足印
プレゼンテーション
物を使って、VAKのすべての表現を使ってショート・プレゼンテーションを行いましょう。
Point
・代替え案でないこと(その言葉あるいは類似の言葉の言い換えではないこと)
・状況説明、解説ではないこと(ex.リフレッシュしたいときに、~というCMでやっている)
・否定ではないこと(ex.~ではないもの)
・希望や願望ではないこと(ex. )
・推測ではないこと(ex. )
その他優先していない感覚を使うトレーニング
・後ろ折り紙
・シャドー・ウォーキング
Note
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知覚の5つの扉、窓は、「表出体系」とも呼ばれますが、これらは、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚のことです。
表出体系は、扉を通じて知覚の旅からもち返る記憶を知覚し、コード化する手段です。
人間のコミュニケーションでとくに興味深いことは、各人がひとつの扉を他の扉以上に信頼しているように思える点です。わたしたちが
好んで使う扉は、自分の言葉の選択に影響を与えます。じつのところ、それは呼吸、体の姿勢、目の動かし方にも影響します。たいていの
人は、人生の早い時期に、特定の状況に対して、自分のお気に入りとして、ある知覚の扉を選択するようです。(引用:p.73)
もちろん、人びとは完全に視覚型、聴覚型、触覚型であるわけではありません。使用されている感覚は、状況すなわち文脈に依存しま
す。自分の意識すべてで、ほぼ100%視覚情報に注意を払っている場合でも、音とフィーリングも、自分の無意識によって記憶されてい
ます。(引用:p.75)
視覚型
視覚型モードで機能している人びとは(中略)、その瞬間に起こっていることを理解するために記憶からイメージを選択しています。
(中略)その人の目は上方を向きます。あるいは、人によっては、目の焦点がぼやけたまま、自分の鼻先60㎝くらいの点を直視します。
(引用p.80)
聴覚型
聴覚型モードでは、音に注意が向きます。外界の声や音、あるいは自分の声や、自分との対話をしています。情報が重要と考えます。そ
の人の目は左右横に向きます。また内部対話をしているとき、目は左下をむきます。
体覚型
触覚+嗅覚+味覚を含みます。あるいは運動感覚、身体感覚とも表現できます。身体で感じることを優先します。記憶や想像も身体で感
じます。しばしば、スポーツや料理などの分野でこの能力が発揮されます。この人の目は感じるため、眼を閉じたり下を向いたりするよう
です。
時制との関わり
しばしば、左側が過去、右側が未来です。
(引用:ジェニー・Z・ラボート、北岡泰典訳『ビジネスを成功させる魔法の心理学』メディアート出版、2005年2月)
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*脳の構造と働き(外部リンク)
オノマトペ
オノマトペ(仏:onomatopee)とは、擬声語を意味するフランス語である。擬声語とは擬音語、擬態語の総称のこと。擬音語
は、物が発する音や声を真似て字句で描写した語句のこと。「ドカーン」「サラサラ」「ワンワン」など。擬態語は、状態や心情など、音
のしないものを音によって表す言葉。「ツンツン」「デレデレ」「ニヤニヤ」など
オノマトペとは上で説明した「擬音語」と「擬態語」を包括的にさした言葉である。日本語では擬音語と擬態語を合わせて「擬声語」と呼
ぶことがありこれがオノマトペにあたる。
※ 引用:ニコニコ大百科>オノマトペ http://dic.nicovideo.jp/
Use
プレゼンテーション
コーチング
自己表現
相手の理解