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身体的ケアの基本(介護)
①相手の視界に入る。
②することを肯定的に表現する
③これが実現したら、メリットが有ることを伝える。(せざるを得ない状況を作る)
④相手の許可を得る。(あるいはお願いをする)
⑤身体的、思考的な負担を軽減する。
⑥下から支える。
⑦同じように行動する。
⑧小さな行動を承認する。
(時には、サポーターが教えてもらうことでも効果的です)
*
周辺 視野の確認
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肯定的な表現
NG
・実現しないことで動機づけをしない。(そのうち、良いことがある)
・もので動機づけしない(お菓子あげるから)
・恐怖で動機づけしない(ここままだと、もっと悪くなる)
・上から掴まない。
・引っ張らない、引き上げない。
ダブル・バインドの例
上から掴んで、引っ張りあげて、「あなたのためにやっているのよ」と言う。「指示、拘束、異議禁止」が入って、立派にダブル・バイン
ドのパターンです。相手は身動きが取れません。ついでに「自分で、ちゃんとやりなさい」なんて言うものなら、引っ張り上げることの逆
指示になりますから、効果的にマイナス効果を生み出せます。これをやり続けてて、「自立しない」と悩んでも、自立しないようにしてき
た結果です。
*ダブル・バインド
参考
認知症ケア「ユマニチュード」Humanitude
フランス生まれの認知症ケア、考案者はジネスト。Human+Atitude の造語。
認知症の中核症状は ・時間と場所/・記憶/・判断/・言葉の理解 これらによって反応しないため、伝わらないと感じ、現場では
どうしていいかわからない、という状況が起こる。
哲学「あなたは人間でそこに存在している。私たちは友人である、兄弟である、と伝えること。人間的なきずなをつくる。肌を触るこ
とによって、脳に働きかける。」
*Wikipedia
ユマニュチュード(外部リンク)
*NHK
クローズアップ現代「ユマニュチュード」(外部リンク)