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コミュニケーションについて
コミュニケーションは自己探求である。コミュニケーションの能力とは、相手の反応に対して、自分の反応を、自分自身の意図に従って変
化させる能力である。反応は、人間の表出された言動に起因する。わたしたちは、あらゆるコミュニケーションの作用の影響を受け、反応
し言動を決定し続けている。その結果によりまた他者が反応し言動を決定する。自分に起こるあらゆる出来事は、自分自身の反応による成
果である。
コミュニケーション・ミスの要因の一つは、期待通りの反応が得られなかったことである。
コミュニケーションの前提
・全ての人の地図は異なる
・全ての行動には肯定的な意図がある
・全ての行動にはその価値を活かせる状況がある
・自分だけが自分の行動とフィーリングをコントロールできる
・全ての人には自己解決の能力がある
・上手くいかなかった方法は発見である
・同じことを繰り返せば同じ結果が得られる
・成功の答えはあなたの中にある
・諦めなければ成功する
・あなたの限界はあなたの限界ではない
・コミュニケーションは相互作用の反応である
・現実の体験の内容を変えるより、現実を体験したプロセスを変化させる能力のほうが、価値があることが多い。
・コミュニケーションの意味は、得る反応にある。
コミュニケーションとは
・コミュニケーションとは相互作用の反応である。
・コミュニケーションとは自分の在り方である。
状態・イメージ・言語パターン
↓ ↓ ↓ ↓
相手の反応 ⇔ 自分自身の反応
↓ ↓ ↓ ↓
コミュニケーション
コミュニケーションの要素
・表情
・ジェスチャー
・声の調子
・話の内容
話の内容の影響は1割ほどだと言われています。
*ステート・コントロール(別ページで開きま
す)
*話の伝わり方(別ページ
で開きます)
コミュニケーションの重要性
・自己を活用する
自分のことは自分で守る、攻撃は最大の防御である。
・迷惑を掛けられないようにする
価値観の多様性、国際化社会による常識の変化である。
・反応の連鎖
自己を活かすことが社会に貢献する事である。
・望む人生を送る
自己を活かすことが望む人生である。
Note
効果的なコミュニケーションは、わたしたちの一人ひとりがユニークで、異なっていることを認識することから始まります。わたしたち
は、同じ言葉を使っている場合でも、互いに同じ言語をしゃべっていないように思えることがあります。適切なコミュニケーション技能は
これらの差異を橋渡しします。
(引用:『ビジネスを成功させる魔法の心理学』「はしがき」p.22)
「コミュニケーションが失敗したことは、相手が次に何をするのか予測が外れたときにわかる。しかしこのプロセスはそれだけで終わらな
い。コミュニケーションが失敗したとわかればやり方を変えることができる。どのようにコミュニケーションの仕方を変えればよいかヒン
トを得ることもできる。自分の考えと相手の考えのモデルを比べて、両者が違っていたとしよう。これは予測の誤りである。しかし失敗の
本質を検分することもできる。自分の考えと相手の考えのモデルの相違点は正確には何だろうか? 予測の誤りの本質がわかれば、どのポ
イントを強調すべきで、どのポイントが重要でないのか、というようにコミュニケーションの方法の考え方がわかる。言葉を選ぶときには
伝えたい意味に合ったものを選ぶだけでなく、話す相手に合った言葉を選ばなくてはならない。話を重ねるほど、どんな言葉がふさわしい
かよくわかるようになる。それは自分が知覚する周りの世界が目をこらすほどはっきりするのと同じである。」(引用:クリス・フリス
大堀壽夫訳『心をつくるー脳が生みだす心の世界』岩波書店、2009年5月、p.216)