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ゴール・デザイン


「成功に至る第一歩は、自分が心の中で、何を望んでいるのかを見つけること」
カント

「成功への万能のカギは、『考えていることが将来を決定する』という短い言葉に集約できる」
アール・ナイチンゲール(『新装版 人間は自分が考えているような人間になる!!』きこ書房、2008年7月、p.33)

「お金持ちになるための最初のステップは、あなたが欲しいものについて、はっきりとした明確なヴィジョンを意識の中に作り上げなければならない。自分でもハッキリしていない考えを、他に伝えることは出来ない」
ウォレス.D.ワトルズ

「未来を予想する最善の方法は、未来を発明することである」
アラン・ケイ

成功のサイクル


   ゴールを決める
   ↗    ↘
 修正する  やり方を決める
   ↖    ↙
    行動する

 Goal(目標)→Method(方法)→Action(行動)→Improve(改善)→Goal→…

*フィードバック(別ページで開きます)

Art


条件


・肯定的な表現であること
・主体的な表現であること
・解決策、状況説明、分析、評論、理由ではないこと
・二次利得が維持されていること
・奪わないこと

◎肯定的+主体的+自分+Doing


「~たいこと」
肯定的で主体的である必要がある。自分の感覚の動きであること。
NLPでは「欲しい成果」と訳しているが、これは、しばしば物質をイメージさせる表現である。これを回避して、自分の動きの感覚で ゴール設定するには、
「実現したいことは何か?」という表現が適切である。

具体的にするために
「いつ、どこで、誰と、何を?」について、可能性を探す。

初段階のゴールの内容は何であったとしても、コーチのステートは、NoJudgementである。それによって、クライアントは次の 段階へと進むことができる。ゴールが無いクライアントが、ゴールを創造しない要因の主な3つは、世界モデルの制限(信念)、依存、思 考の停止(アンカー)によるものである。コーチがもし、Judgementをすると、それらを強化することになるからである。


行きたい方向を見る


「最初に覚えておいて欲しいのは、スリップ状態からの脱出方法です」(余談だか、これはいいたとえだ。人生でも、思わぬスリップでコ ントロールが利かなくなるものだ)教官の指示はこうだった。
「ポイントはとてもシンプルです。スリップし始めると、ほとんどの人は、いちばん怖いものに意識を集中します。つまり、壁をみてしま うのです。でもそうではなくて、自分の行きたい方向へ意識をむけなければいけないのです」
アンソニー・ロビンズ(河本隆行監訳『人生を変えた贈り物』成甲書房、2005年6月、p.82)

work


ゴール設定

実例1:新聞

実例2:シート

  • ①ゴールから考える
     *GEOモデル(別ウィンドで開きます)
  • ②具体的な要件を入れる(when, where,with who, what)
  •   ③ゴールの先の事を考える(目的、上位概念)
  • ④フィーリングのバランスを良く保つ(満足)
  • ⑤活用できるあらゆる資源を考える(リソース)
  • ⑥最初の行動の選択肢を考える
  • ⑦行動の選択肢をチェックする
  • ⑧出来るか、したいか、するかを自分に問いかける
  • ⑨いつから始めるか決める

ワークシート(.pdf)

ポイント

・最初はぼんやりとしてても構いません。するにしたがって、徐々に明確になります。


不安を希望に変える


 人間が素晴らしいのは、想像力があることです。人間以外の動物は想像力が無いので、不安にはなりません。不安を感じる事が出来ると いう事は、将来を想像する事が出来る、ということです。不安には必ず、希望が隠されています。不安を解決する最も効果的な方法は、不 安を明確にして、そこから希望を見つけ出すことです。
 質問をしたときに、どのような答えが返ってきても、それはその人にとって重要な答えの一つです。あなたと、同じような答えもあるで しょうし、また、あなたと異なる答えもあるでしょう。自分についての答えを答えらえるのは、本人です。ですから、質問の答えの種類 は、人の数だけあります。どのような答えであっても、不正解は一つもなく、すべてその人にとっての正解です。

質問


①将来のことについて不安があるとすれば、それは何でしょうか?
②それは何が起こると心配しているのでしょうか?
③心配の代わりに、起こって欲しいのは何でしょうか?
④期待の実現を不可能だと思わせているのは何でしょうか?
⑤あなたの中の何が無いから、不可能だと思うのでしょうか?
⑥あなたの中の何があれば期待は実現可能になるのでしょうか?
⑦では何をすればいいのでしょうか?


もし、不安が全くなくなったどうなるでしょうか、私達は新しい試みをしなくなるでしょう。私達は不安を感じることによって、危険を回 避し、想像し生き延びてき来ました。不安や心配は、解決のために、私達に課題を発見する機会となります。

必要なことは、我慢をすることや、忘れるための努力をすることではなく、現実を見ることです。現実を見れば、解決策が見えてきます。 今すぐには分からなくても、時間が経つにしたがって、見えるようになってくるでしょう。

目標と目的


目的を明確にすることは、意味を付けることです。そのために活用できるのは、上位概念と前提です。今のことがあるいは、そうしたいこ とが完全に実現することが前提としたら、それはその上位概念として、実現することの何かが、目的になります。

目標の達成が、簡単で現実的で必要だと思うために、さらに上位概念を明らかにすれば、その上位概念が、次のゴールとなって、上位概念 であるゴールを達成するための選択肢が増えます。

・質問
そレが実現したら、何が実現するのか? (実現したら、過去形であることが、ポイント)

上位概念(目的)を確認することによって、その目標は本当にしたいことかどうか、ということの確認にもなる。

目標:~たい
目的:~のため

目標は下位概念の目的である。
目的は上位概念の目標である。

*イメージ図(別ウィンドで開きま す)

アクション・プラン


目標は高く、練習のためのハードルは低く。
今すぐできる、簡単なことを想定する。成功体験は、成功体験からのみ作られるためである。達成感が次の成功へ動機となる。
脳に道を作る。
達成感はエンドルフィンによるもの。エンドルフィンは、モルヒネの6.5倍の作用がある。
エンドルフィンは、ストレス下でも視床下部から分泌される。ex.ランナーズハイ、タバコ、ギャンブル、暴走、自傷行為、性行為、高 カロリーの食べ物。
楽しいという感覚がもっともエンドルフィンを分泌させ、精神性の高い欲求を継続させる。

参考>フィードバック(別ページで開き ます)


Note


「安定や安全など存在しないのだ。無数のチャンスがあるだけである。その代わり、人生には喜びもある。愛もある。素晴らしいことをた くさん見たり聞いたりできる。ただ安全だけは存在しないのである。この宇宙の何十億年の歴史と比べたら、たかが人生八〇年ぐらいは問 題にならない。八五年だろうと同じことだ。いつまで生きられるのかはわからない。しかし、この与えられた時間の中で自分はいったい何 をやりたいのか、大金を手に入れたいのか、世界中を見て回るとか、見晴らしのよい高級マンションに住んで、外車や最新型のフィッシン グ・ボートを乗り回したいと思っているのか、それとも知恵を絞って他人とは違うことをしようとするほうがよいと思うのか。力をさらに 磨き上げようと考えたほうがいいのではないか。金があればいくらでも使うことはできる。けれども自分のやりたいことをするのが一番 だ。できるかぎり自立するのだ。」(引用:アール・ナイチンゲール、田中考顕訳『新装版 人間は自分が考えているような人間にな る!!』きこ書房、2008年7月、p.210~211)

「ポジティブ思考だけでは人生は変わらない。それなりの戦略が必要だ」
アンソニー・ロビンズ

「情報そのものだけで、結果が出されることはありません。それは行動と連動しなければならないのです。行動が結果を生み出します。あなたの夢やビジョンがどんなに素晴らしいものであろうと、あなたの人生において、それらを実行するための方法を見つけなければ、それらは休眠状態のままで、実現することはないでしょう」
アンナ・スウィル

・可能性に注意を向ける。
・お金を気にしすぎると、したくない事を選択する傾向がある
・配分をするのは、時間である
・信念は願望である。
・もし「望みが叶うわけがない」と考えるならば、それは望みは叶わない、という自分の考えの望みである。
・スキーを上手くコントロールするコツは、向かう方向に乗り出すことである。
・車のスリップは、行く方向にハンドルを切ることで、周囲の車の予測を裏切らないで済む可能性が高くなる。
・人混みで人とぶつかるときは、相手が予測外の行動をした時に、その可能性が高くなる。


いいことが起こるとは限らないのであれば、悪いことが起こるとも限らない。

(↑は実現する可能性、↓は実現しない可能性)
悪いことの想像:悪いことが起こる↑ 良いことが起こる↑↓
良いことの想像:良いことが起こる↑↓ 悪いことが起こる↑↓


人間万事塞翁が馬

悲観は気分に属し、楽観は意志に属する

人生は未来の希望出できている。

「人間の幸福は、稀にしかやってこないような幸福の大きな固まりによって作られるのではなく、日々もたらされる、わずかな利益によって作られる」
ベンジャミン・フランクリン(アメリカ科学者)