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  4. メタモデル(Meta Model)

メタモデル(Meta Model)


言葉は経験をコンパクトにして、短時間で、自由な発想で、不特定多数に、伝えることが出来る。しかしまた、同時に、コミュニケーショ ンや、現実にズレが起る。

私たちが直面する状況は無数にあり、公式のように「A=B」とパターン化できない。そのため、同じ現実世界を複数の人が経験しても、 意識として格納した世界は、人によって異なる。

(ク リックすると大きな画像が表示されます)

メタモデルは、深層構造(Deep Structure)と呼ばれる、自分の経験に対するデジタル表出の、話されていない部分に話し手が「再統合」するのを支援することで、あなたと話し手の 間に起こるコミュニケーションギャップを埋めることが可能となる。相手の経験をより具体的に理解するための情報収集のツールが、メタ モデルである。

言葉は現実世界から、削除・歪曲・一般化の過程が行われている。

削除:情報の一部を削除する。
歪曲:誇張、あるいは変更する。デフォルメ。
一般化:まとめて、パターン化する。

*知覚の構造(別 ページで開きます)

Art(技)


削除された情報を取り戻す

・いつ? どこで? 誰が? 何を?(具体的な名詞情報の回復)
・何と比較して? 誰と比較して?(比較対象の回復)
・誰に? 何に?(主体の回復)
・どのように?(具体的な動作の回復)
・~は何か? どのように?(名詞化による動作の回復)
・何のために?(目的の回復)

歪曲された情報を取り戻す

・誰の意見?
・誰のせい?
・どういう意味?
・どうしてそれが正しいと分かるの?
・いつから知ってるの?
・どうして知ってるの?
・それをいつやる、ということを、どのように知るの?
・ちょっと分かりません。
・基準は何か?
・例外は無いの?

因果関係、原因と結果の事実や目的の回復  
 *ビリーフ(新しいページで開きま す)
等しい関連の事実や目的の回復、等しい関連付け
読心術、それが真実かどうかの事実の探求
基準の不明確、基準や判断の事実の探求

一般化された情報を取り戻す

・いつも? 全部? 例外はないの?(数量の普遍化)
・したらどうなるのか? しなかったらどうなるのか?(限定)
・可能、それがどうやってわかるのか?

work(練習)


*メタモデル練習シート(.pdf)