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コーチングのプロセス


コーチングは、質問しフィードバックするプロセスによって、クライアントの思考の整理を助け、
新しい世界を紹介し、未来の成功を計画する事を助けるように働き、自ら選択する事を承認します。

クライアントは自分自身で、ゴールを明確にし、事実に気づき、問題を整理し、自身が自らの能力を発見し、答えを導くことを助けます

クライアントがもし、コーチの期待に応えようとしたときは、それを阻止し自らの答えを導き出す事を奨励します。

「なぜ起こったのか」ではなく、「何が起こったのか」と「どのように起こったのか」を追求し、新しいプロセスを創造する事を助けます。

現在起こっていることと、未来に起こしたいことを意識し、目の前にいる相手を信頼します。原因も答えも相手自身の中にあります。

コーチングとは、リソースをギフトする、与える。与えれば与えるほど得られる。

行きたい方向が明確になることで、プロセスの半分は済んでいる。
(利休道歌:その道に進まんとするその心こそ、わが身なりの師匠なりけり)

コーチングとは先導者、相手のペースに合わせて少し引っ張って、そしてリリースする。(サクラ)

コーチングするには、自分を客観視する必要がある。なぜなら、相手の感情に影響を受けて、アソシエイトすると、事実を客観視できなくなる。事実を見極めるためには、メタ(デソシエイト)の必要があります。

*メタポジション(別ページで開きます)


上手くいかないひとの傾向


過去を振り返ってばかりの人
反省ばかりの人
他人や環境のせいにする人
推測ばかりの人
自分だけの世界にい続ける人
決めない人

日本人の傾向


・結果を急いで求めすぎる(早急)
・周囲に合わせすぎる、情に流されすぎる
・正誤を求めすぎる、恥(完全主義)
・知識に頼りすぎる
・我慢しすぎる(我慢)
・心に頼りすぎる(恐れ)

コーチングの要素

(問題を問題にしていること)

課題は、自分と対象との関係性である。この対象に対応する自分をどう理解するか。相手の反応に対して、自分の反応はどうかを知り、その反応を変えるために、何をどのように考え行うかが成功のポイントである。問題の解決を止めているのは、自分自身の思考である。思考の限界を超えることを助けるのがコーチングである。自分をコントロールできるかどうかは、思考の世界地図の拡張に比例する。

・Goal
目標が無い、あるいは明確ではない。したいことがわからない、他者に依存しているか、外部委託をしている。避けたいことが目標になっている。問題の整理ができていないため、課題が見つけられない。問題の優先順位がついていない。
・Resource
自分には能力が無いと思い込んでいる。あるいは欠点は能力ではないと思い込んでいる。
・Belief
役に立たない信念あるいは、義務を大事にしすぎる。
・Image
具体性がない。知識を重視するあまりイメージの無い言葉だけにとらわれ過ぎる。ストレスと言う言葉は知っていても、それが何かが分かっていない。
・Anchor
身体の反応を悪者にし、抑えこもうとする。
・Option
選択肢が少ない。
・Skill
気持ちや心の問題にし、同じ方法をやり続けながら、別の結果を得ようとする。


コーチングの条件


相手に課題を認識してもらうには信念を知る必要がある
相手から信念を引き出すには、質問する必要がある
質問するためには、事実と創造の区別を知る必要がある
事実をあきらかにするためには前提を知る必要がある
前提を知るためには、言葉の構造を知る必要がある
(前提を知ることは、相手の世界観を知るということ)
言葉の構造を知るためには、言葉の成り立ちと要素と影響を知る必要がある。


変化のためのプロセス


現在の状態 ⇒ 望ましい状態

①ラポール
②望ましい状態のゴールを引き出す
③現在の状態
④テクニック
⑤テスト(確認、チェック)
⑥未来ペーシング


関連リンク


*コーチングについて
*コーチングの哲学
*コーチングの前提
*コーチの姿勢